新入児のお友達、1つ大きいクラスになる進級児のお友達、おめでとうございます。
今年は26名のお友達が入園し、全員で136名での出発となります。今年もみんなで明るく元気に頑張りましょうね。
さて、福室希望園の開園は1998年(平成10年)の4月ですから、この4月で20年目を迎えます。節目の年になります。3月18日(土)に26人の卒園児を送り、開園して以来、園を卒園した子は506人になります。
この20年間、いろんな出逢いと別れがありました。鶴ヶ谷希望園から新しい福室に来て、本当に多くの方々に支えていただきました。感謝です。何よりも大切にしてきたのは、「子ども第一」の保育を行なうことであり、1人1人の子ども達が心身共に健やかに育つことを目標に職員一同頑張ってきました。とりわけ『心』の育ちを大切にしてきました。『心』は目には見えません。でも1人の人間として育っていくのに、この目に見えない『心』を見る努力は必須です。子どもは大人のように言葉で『心』を表現するのは未熟です。でも、いろんなことを感じ、大人にわかって欲しいと思っています。だから良く観察していると、目に見える「行動」(態度)で表現します。泣いたり、黙ったり、暴れたり、笑ったり等々で『心』を表現します。それを、私達大人は見逃さないようにしなければいけません。そして適切な対応をしてあげなければなりません。それは、保育園だけ、家庭だけでは出来ません。だから、いつも言っているように園と家庭が「車の両輪」のごとく、協力して対応しなければなりません。ややもすれば、仕事の忙しさに追われてしまったり、私達も保育士不足でうまく対応がしてあげられないことがあったりしますが、そのことは、子どもの育ちを考えた時、あってはならないことだと思います。
今月4月から、新しい年度の始まりにあたり、子ども達の『心』の声が聞けるように私達職員一同、最善の努力をしていきますので、保護者の皆様にもぜひお願いをしたいと思います。
最後になりますが、最近起きました千葉県の事件に強いショックを受けています。子どもを1人にすることのないようにお願いします。いつも大人の目が届くようにしていて下さい。
4月1日の入園式、そして3日からは通常の保育が始まります。
子ども達の豊かな未来と希望に向かって頑張りましょう!!