「さっちゃんってどんな人?」

福室希望園の園長、髙野幸子先生です。
園長先生は希望園だけではなく、宮城県保育協議会副会長も務めるパワフルな人です。
希望園に通う子ども達やお父さん、お母さん方から「さっちゃん」の愛称で親しまれています。
このさっちゃん通信では毎月発行される希望園だよりの中で 園長先生が「希望園の保育」についてなど載せている記事を皆さんに紹介していきたいと思っています。

◇新年のご挨拶(No,162)

あけましておめでとうございます。

 

2023年新しい年を迎えました。皆様はどんな新年をお迎えになりましたでしょうか。宮城県は大きな被害はなかったようですが、全国的には「クリスマス寒波」と言われた大雪の被害がありました。

昨年もコロナ禍の一年になってしまいました。予防対策や多くの規制の中でやはり気になるのは子ども達の成長、発達への影響です。日々の保育を工夫し、注意を行ってきましたが、新年を迎えてもコロナ感染対策は残念ながら続けていかなければならないようです。更に、鶴ヶ谷希望園は年末にかけて「インフルエンザの流行」が見られ、12月28日(水)の感染者は34人となり、新年での流行が心配されます。福室・田子希望園は今のところ感染児童はゼロなので、予防対策には十分に注意してほしいと思います。子ども達の健康には家庭と協力しながらしっかり守っていきたいと思います。

さて、新年早々気が重い話になりますが、昨年11月頃から仙台市も含めた各県の保育所現場における「不適切保育」の報道は大きな衝撃でした。あってはならないことが現実に行われていたという事実は許せないことです。決してあってはいけないことです。「人手不足」だ「コロナ禍中でストレスが溜まっていた」等々の理由を言っているようですが、全く理由になりません。「不適切」とありますが、内容ははっきり「虐待」になります。当法人3園においてはご心配ありません。保育内容については「子ども第一」の保育が行われているか、ややもすれば、職員の都合に合わせた保育になっていないか、3園で確認をしています。合わせて外部の専門家の先生方にも入ってもらっています。又、昨年は鶴ヶ谷希望園の保護者の方から希望のあった保育参観の形を変えて1か月半くらいの期間、日々少数の方になりますが、保育を見ていただくことも取り入れました。職員は大変だったと思いますが、効果はあったと思います。コロナ禍の中でも出来るだけ外部の空気を入れるようにしております。保育士1人の受け持つ子どもの数は国の定めた基準があります。これは、戦後すぐ1948年(昭和23年)に作られたもので、74年も経過しております。私達は、30年も前から国に対して改訂の要求をしてきましたが、今もって改善されておりません。全国の保育士50万以上の仲間の願いでもありました。70年以上改善されないまま、今回のような、あってはならないことが事実あったのだとすれば、決してそのことを理由にしてはいけませんが国の施策に改善の動きがあればと願っております。

鶴ヶ谷・福室・田子希望園の保護者の皆様も何かとご心配なことがあるかもしれませんが、3園が共に「子ども第一」の保育を充実させ「安心・安全の中、生命をあずかり」「一人一人に合った育ちをあずかる」保育に一生懸命頑張ることをこの年頭にあたり、職員一同精進して参ります。

一年の始まりにあたり、少々重い話にはなりましたが、今年もどうぞ3園の保護者の皆様には、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

2023年1月4日(水)

社会福祉法人希望園

理事長 山田薫

統括責任者 髙野幸子

◆保育園っていいなぁ~と虫歯予防について(No,161)

12月になり近隣の山々には冬将軍が到来し、間もなく私のところにもやってくる時季を迎えました。ただ、寒暖の差が大きく、子ども達の体調が気になるところです。今はクリスマス会の準備に一生懸命取り組んでいます。みんな頑張っています。

今月は寒さに向っている、つい最近のある出来事をお知らせしたいと思います。とても心が“ほっこり”する子どもの姿です。

今の時期にしては少しあったかい午前のこと。それでも風が少し強いようでした。子ども達はてんしさんからひかりぐみまで、ほとんどが園庭に出ており、思い思いの遊びに夢中です。その時、てんし組の男の子が何か夢中になって走って(?)きました。何してるのかな、と見てたら落ち葉を追いかけているのです。しかし風が強いこともあり、なかなか追い付けません。すると、にじ組の男の子が走ってきて、1枚の落ち葉を足で押さえました。ウン?と見ていると、その落ち葉を、てんし組の男の子に渡しました。嬉しそうです。すると、又そこに、ひかり組の男の子が来て、にじ組の子の頭を撫でてくれました。その出来事は1分もなかったと思います。事務室の窓から見ていたので、何も音は聞こえませんでした。3人の男の子の間に言葉があったのか、カサカサと飛んでいく落ち葉の音も聞こえません。でも、この1分足らずの光景は、とても心を温かくしてくれました。同時に0歳~6歳までの異年齢集団の保育園ならではの光景だと思いました。

さて、今年の歯科健診の結果が3園共に届きました。宮城野区の保健師が各園に来て詳しい報告をしてくれます。3園で共通する内容は、全体的に虫歯になっていない子は昨年とほぼ変りありませんが、虫歯の本数は増えているとのこと。これは1人の虫歯保有率が高いということです。1人1人の体質等もあると思うのですが、虫歯にならないための努力は、私達大人が注意してあげなければなりません。

希望園は虫歯予防のため1985年(S60)頃に市内で初めてフッ素洗口を始めました。虫歯が大変多くなり、痛がる子ども達を毎日見るのは大きな心痛でした。当時の歯科健診は、東北大学病院の歯学部の先生にお願いをしておりました。当時、鶴ヶ谷希望園を担当していた田浦医師と相談して、園で食後にフッ素洗口をしようということになったのです。しかし、これは大変なことでした。仙台市から猛反対、保護者の方、とりわけ看護師さん、養護教諭の方など、医療関係者の反対は大変なものでした。当時外国では多く行なわれていましたが、日本では新潟県での事例があるだけでした。でも田浦先生はとても熱心に取り組んで下さいました。保護者の皆さんには2回も集まっていただき、やっと了承をしていただきました。しかし、それでも反対する方は少数いましたので、同意書を取り、不同意の場合は水でうがいをして、4歳(はと組)から開始したのです。合せて、食後の歯磨きを3歳児(ゆり組)から始め、保育士が仕上げ磨きをするようになりました。反対は続きましたが、2007年か2008年頃だったと思いますが、厚生労働省が3歳児の虫歯保有率の全国調査を行なったところ、宮城県(仙台市も含む)が全国で3番目に虫歯が多いとの発表があり、そうすると行政は動きます。慌てたかのように虫歯予防に取り組み始めました。その1つが「フッ素洗口」です。洗口薬である「ミラノール」に補助金を出してくれることになりました。2011年になっていました。鶴ケ谷希望園で始めた1985年から26年も経過していました。確か2014年頃には虫歯予防に貢献したとして、希望園は仙台市より表彰を受けました。鶴ケ谷希望園でたった1ヵ所で始まった「フッ素洗口」は、今は市内の保育所のほとんどがで行なわれています。時には「乳歯はどうせ永久歯と生え変わるから」と言う保護者の方がいます。しかし、乳歯の下には、一生使う永久歯が出番を待っています。健全な乳歯から健全な永久歯が生まれてきます。ぜひ虫歯予防に努めていきたいものです。虫歯になってから歯科医に行くのではなく、定期的に歯科医に行き、虫歯にならないようにすることが大切なのです。「8020」をご存知ですか?80歳になっても健全な歯を20本は持ちましょう、と言うことです。今月も長くなりました。申し訳ありませんが、記載した年度がもしかしたら1~2年ずれてるかもしれません。

今年1年も3園の保護者の皆様には、本当に多くのご支援とご理解をいただきました。心よりお礼申し上げます。

感謝

◇子どもの肥満について( No,160)

いよいよ秋も本格的になり、1日1日と寒さが身にしみる季節ですね。10月1日に運動会、19日にひかり組の「いも掘り遠足」、28日に「芋煮会」と行事が無事終わりました。幸い天候に恵まれ、変更はありませんでした。今月の『さっちゃん通信』は「食欲の秋」を迎え、『肥満』について記事を載せます。

石川紗保育士が9月に受けた研修「子どもの健康」をまとめたものです。皆さんの参考にしていただきたいと思います。

コロナ禍の中で、子どもも大人も動きが制限される中、どうしても避けられない課題のようです。体質等もありますので、「なるほど」と思ってもらえればと思います。

子どもの肥満について

 

◆運動会終わりました!! ありがとうございました。(No,159)

10月1日(土)晴天の下、運動会を行うことが出来ました。昨年はひかり組さんの保護者1名のみの参加で行いました。今年は、何とか全家庭で1名のみで行うことが出来ました。1名のみではありましたが、子ども達は嬉しそうでした。来年こそは家族全員参加の運動会にしたいものです。「そろそろみんなが参加してもいいのでは」との声もありますが、今コロナ感染は10歳未満の数が多く、他園では2度目3度目の休園や部分休園の状況が続いています。すぐ隣の多賀城市では、今もって園長が濃厚接触者を決めて休ませている現状です。それでも2度3度と休まなければいけないので、保護者の方は困っています。福室希望園はコロナ発生から1日も休園したことはありません。感染した子どもがいないわけではありませんが、保護者の皆さんが早めの対応をしてくれて、ご協力をしてくれているからだと思います。3年目を迎えたコロナ禍の中、1日も休園することなく保育が出来てきたことは、大袈裟かも知れませんが、奇跡に近いと思います。休園にすれば全員が休まなければならなくなります。それは、園としてはやりたくありません。そのためにも、少し厳しい対応をしなければなりません。しかし、全国的にも県内市内の感染者は減ってきておりますので、もう少しの我慢だと思います。出来れば、クリスマス会の頃は、人数制限をしなくて済むのではと期待をしております。最近、てんし組の子どもが保育士のマスクを外した顔を見て「泣く」ということがあり、ショックでした。親さん以外の人たちはマスク顔が当たり前になってしまっているんです。言語面や表情の変化に感情面等の指導が難しくなっているのは分かっていたのです。まさか、マスクを外した顔で泣くとは思っていなかったので、新たな対応が必要だと感じています。フェイスシールドの時間をもう少し長くしようかな等の対応を試みていきたいと思います。そういった意味でも、早く感染が収まり、マスクなしの生活になってほしいと思います。そういうことでも「他では」「みんなが言っている」ではなく、「安心・安全です」との指示があるまで、園の方針に対するご協力とご理解を今しばらくお願いいたします。10月3日(月)の朝日新聞の朝刊に最近子どもの重症化傾向についての記事がありました。コピーして玄関にありますので、ぜひ読んでください。まだまだ我慢と慎重な対策は必要のようです。

運動会の話から逸れてしまいましたが、晴天でしかも32℃まで温度があり、保護者の皆さんには暑さの中応援をいただき、ありがとうございました。今年も子ども達はいろんな姿を見せてくれましたね。昨日まで全ての出番で全部やり切っていたほし・にじ組さんは、当日は砂いじりをしたり、動かなくなったりと「やっぱり」と予想通り、はと・ひかり組さんになると保護者の皆さんが見てるとなると意識をするのか思うように体が動かなくなるようですね。でも、み~んな一生懸命だったんですよ。1人1人が「主役」なんです。炎天下の中参加していただき、本当にありがとうございました。あっ、それと当日お休みしたのは病休の1人だけでした。せっかく練習してきたのに残念だけど来年もありますから、期待しましょう。

 

◎暑さが続いていますが、明日(5日)あたりから急に低くなるようです。子ども達が寒暖の差で体調を崩すことが予想されますので、変化が見られたら早目の対応をお願いいたします。

◇酷暑から残暑へ ~すず虫の声にホッとしますね~(No,158)

いよいよ9月です。今年は鶴ヶ谷にも「すず虫」が行ったようで、3園の玄関で、午後、夕方と一生懸命鳴いているようです。

さて、何かと動きの多かった8月、学校も始まり、非日常とはいえ、いつもの生活が戻ってきました。休み明けのコロナ感染状況を心配しておりましたが、3園共に大きな変化はなく、保護者の皆さんの、予防対策へのご協力やお休みのご協力等のお陰と感謝しております。

さて、3園の8月30日付の感染状況は(その他の感染症も)

鶴ヶ谷 田子 福室
コロナ  2人

※水 痘  1人

手足口病 9人

ヘルパンギーナ 1人

コロナ  2人

水 痘  0人

手足口病 2人

※おたふく 1人

 コロナ  2人

手足口病 2人

水 痘  0人

おたふく 0人

アデノウイルス 1人

以上になります。鶴ヶ谷と田子で「水痘」と「おたふく風邪」が1名ずつ出ておりますので、流行に繋がらないよう注意していきます。又、3園共に出ているのが「手足口病」です。これは8月25日付の河北新報の朝刊に出ていた、手足口病流行の記事を載せました。手足口病は登園停止にはなりませんが、口の中に多くの水疱や足の裏に多く出ますと、飲んだり、食べたりが痛くて出来なくなったり、歩くのが困難になる場合があるので、その時は2~3日お休みいただくと助かります。又、コロナに気をとられていましたが、「水痘」「おたふく」が出てきましたので、十分に注意していきましょう。報道によりますと、今年はインフルエンザの流行もあるようだ、とのこと。予防接種等、早めの対応に心がけましょう。

 

さて、今月9月は、コロナがなければ家族みんなでの『遠足』がある日です。しかし、ここ3年、それが出来ておりませんので、今年も先生方が子ども達と楽しい「遠足ごっこ」を計画しております。日時は3園共に9月9日(金)となっております。当日は大変かと思いますが、ゆり、はと、ひかり組さんは『お弁当』のご協力をお願いいたします。子ども達はとてもお弁当を楽しみにしています。コロナ前は、ハイキング、ピクニック、遠足、運動会等と子ども達はお弁当から少し離れています。そのせいもあるのか、先に行なわれた3園ひかり組だけの園外保育の時はお弁当持参でした。園に戻ってのお弁当になりましたが、3園の子ども達の様子を聞きますと、とっても喜び、満面の笑みで嬉しそうに食べていたと聞きました。又、給食を食べているということもあるのでしょうかね。親さん達の大変さはわかりますが、9日のお弁当、よろしくお願いいたします。てんし、ほし、にじ組の小さいお友達は給食が出ますので、お弁当はいりません。

さて、この『お弁当』のことですが、8月17日(水)の河北新報朝刊の一面に「学童保育に宅配弁当」の記事が載っており、私、個人としては心動きました。この記事も皆さんに読んでいただければと思い、載せました。このことに関しましては、賛否両論ご意見があることは承知しています。私も、園の職員や栄養士さんとも話し合ってみましたが、親さん達の弁当作りの大変さは十分に理解しながらも、児童館に宅配弁当が毎日届く、となると、どうでしょう?毎日430円、兄姉がいれば860円、“みんな同じものが食べられるのがいい”ともありますが、他に弁当を持たせたいと思う親さん、とても金額が高くて支払えない親さん等がいる場合、子ども達はどうなるのかな、と老婆心で心配してしまいます。毎日大変なのはわかりますが、おにぎりとウインナーとか、簡単なものでも、家庭での手作りとはならないのでしょうか。デコレーションのようなお弁当でなくても、お家からの手作り簡単弁当にはならないのでしょうか。ちなみにこの件で、事務室で話し合いをしていたら、進藤光代主任から、ご長女が高校生活でお弁当最後の日、お弁当箱の中にお手紙が入っていて、「お母さん、3年間、毎日ありがとうございました。」とお礼の手紙が入っていたとのこと。ご長男はさすがにテレがあったのか、スマホに「3年間お弁当ありがとう。」のメッセージが入っていた、と話していました。私事ですが、息子が高2の時、水不足で土地が乾燥し、青物野菜が収穫出来ず、品不足で苦労した時があり、何とか野菜類を弁当に入れるのが大変でしたが、弁当の中に「おかぁ~ん、野菜で苦労してるな。」とノートの端を破った紙に書いてありました。光代先生や息子のように、伝え方の形は違いますが、子ども達って「お弁当への思い入れって、大人が考えるより、親や家族との繋がりを感じている」ものなんですね。小中学校、保育所もですが、毎日の給食、ありがたいですよね。親さんのお弁当の負担感もわからないわけではありませんが、新聞報道をきっかけに、ちょっと、立ち止まって、「お弁当とは」を考えてみたいと思いました。とりわけ、毎日暑さの中、給食を作っている栄養士や調理員は、宅配弁当の件は、複雑な思いがあるようです。新聞にもあるように、他県のように行政がかかわり、個人、親負担を軽減する考えもいいかと思います。

今月も長くなってしまいました。3園の子ども達が元気で、健康で、情緒が安定して過ごせるよう、職員、がんばります。

 

 

 

◆「厳しい暑さの中、みんなでがんばろう!」(No,157)

ここ数年、例外なく全国各地で起こる水害等が多いようで、県内も北部の方での被害があり、お見舞い申し上げます。

合せて、7月下旬に発表された県内のコロナ感染者数3000人越えには本当に驚きました。しかも、10才未満児が多いことです。

園においては、他園のような感染者も少なく、緊張しながらも感染対策を皆さんのご協力をいただきながら、早く収束してくれることを願っていただけにショックでした。そのせいか、7月中旬~下旬にかけて、感染者の報告が多くなりました。その特徴は、家族の中で誰か1人がなると、ほとんど家族全員が感染してしまうようです。日々、皆さんにメールでお知らせしているのでおわかりかと思います。ただ、皆さんの早めの対応やお休みをしていただいていますので、園による感染はありませんので、家族の中で誰かが体調不良等になった場合、検査を必ずしていただき、結果が出るまでの登園は控えていただくと感染防止になりますので、ご協力をお願いいたします。先月7月28日の、感染者の県内人数は3174名中、10才未満児が421名、10才台が449名、20才台が545名、30才台が527名、40才台が539名と発表されましたが、この年齢は丁度、園の子ども達とその兄弟、そして、保護者の皆さんの年齢に当たります。今回の感染の特徴はここにあります。どうしても、家族みんなが感染してしまうことになっているようです。

さて、コロナ対策をしながら、ということで、今年の保育参観を多勢が参集する1日の参観とせず、2ヶ月に近い日程で、一クラス2名とし、保育参観の形を変えてみました。そういうこともあってか出席して下さる方が多く、未参加は5家庭(諸般の事情があり)ということで、7月22日に終了させていただきました。結果としては、皆さんから「ゆっくり参観できた。」「良かった。」等の声があり、園としても正直、ホッとしています。2020年に入園した子たちの保護者の皆さんは、一度も参観がありませんでしたからね。今年はコロナ禍の中なので、長期の日程を設定して行ないましたが、来年はどのような形をとるかは、未だ決めていません。先生達は何も言いませんが、正直、大変だったと思います。私も心からご苦労様でした、と言いたいです。3園の職員の意見をまとめて、今後のことを決めますが、田子、福室希望園は終了したのですが、鶴ヶ谷は5月末からコロナ感染者が職員、子ども達共にかなりの数になったため、未だ行なっておりません。夏期保育終了後にでも行ないたいので、結論は年末か年始頃になると思います。お休みをとって参観して下さり、本当にありがとうございました。

さて、今の時期はいつも歯科検診の結果をお知らせするのですが、今年は全員終了するのが遅れたため、市の方への報告も遅れたので、今もって結果報告がきておりません。近年、年々虫歯の子が多くなり、心配続きだったのですが、今年も多かったです。

25年前開園した当時は、虫歯保有率が少なく、フッ素洗口を実施するかどうか迷ったのですが、鶴ヶ谷は当時、仙台市で初の試みとして、すでに実施していましたので、開園して3年位経って(22年前)福室でも始めたのです。当時は0才から3才(てんし~にじ組)の子は虫歯“0”でした。しかし、ゆり組さんになると、急に虫歯の子が多くなり、4~5年前からは、にじ組さんでも虫歯の子が出るようになりました。ゆり組さんになると、何と1人で18本も虫歯になっているという驚きの現実を突きつけられました。0才から入園した子は、虫歯になる子は本当に少なかったのですが、途中入園の子がほとんどでした。それが、昨年、今年は0才から入園の子でもにじ組さんで虫歯になっています。以前は保健所から「虫歯の子が少ないですね」と褒めていただいていたのに、近年は全国、市の平均より上になってしまいましたね」と言われるようになってしまいました。保護者の方の中には、「どうせ抜ける乳歯だから」と言う方がいますが、乳歯の下には一生使う『永久歯』があるのです。健康で元気な永久歯に生え替わるためにも、虫歯予防にはしっかり取り組んでほしいと思います。子どもに負けないで、生活習慣の1つとして子どもとしっかり取り組んで下さい。又、虫歯になってから病院へとなるのではなく、虫歯予防のため年に数回、歯科医に通院して下さい。定期的な受診も虫歯予防の1つですので『泥縄』(わかりますか?)にならないようにしましょう。

各々の家庭での主治医に通院していただきますが、ちなみに主治医のいない方は、園の歯科医はたかはし歯科(福室5丁目1-12)になっておりますので、ご相談下さい。保健所から結果表が来ましたら、希望園だよりでお知らせいたします。いつも言っていますが、『虫歯と火傷は親(大人)の責任』です。

次は、ひかり組さんの「ジャガイモ収穫」のことです。今まで、どこかのクラスでさつまいもとかジャガイモを育ててきたのですが、いつもプランターで育てたため、一応収穫は出来ていたのですが、大きさや数に限りがありました。そこで、今年のひかりぐみは「地植え」に挑戦し、土を深く掘って種芋を植えました。担任の舞先生は良く心得ていて、種芋にしっかりと“灰”をつけ、子ども達と成長を見守ってきました。そして、7月になり、いよいよ収穫の時が来ました。子ども達と掘ったら、出るわ、出るわ、かなりの数が取れました。大きく立派に育った大きなイモ、ちょっと小さめで可愛いイモ等、担任、子ども達は大喜びでした。勿論、みんなで食べます。じゃがバター、ポテトチップスでは、み~んな「おいしい~!!」と食べ、残りは“夏カレー”のみとなりました。プランターで育つもの、地植えで育つものの違い等を学んだひかり組さんの、今年の“収穫記録”でした。又、はと組の大堀華蓮ちゃんのお家から、やはりご家族で畑で作ったジャガイモを段ボールで3個もいただき、食材値上がりの今、本当に助かりました。紙面で申し訳ありませんが、お礼申し上げます。

最後は5月分の給食(おやつ)費用についてです。

5月の給食(おやつ)材料費は272,835円でした。収金は54人×6,000円=324,000円ですから、5月は51,165円の黒字ということになります。材料費の少なさに驚きまして、栄養士と話したところ、次の理由がわかりました。5月は先輩栄養士が4月末から産休に入り、5月からは1人(今年の4月採用)になったので、赤字を出さないようにと緊張したようで、値上がりを覚悟で昨年から買いだめをしていた調味料等を使い、新しく購入をしなかったこと、又、5月は連休等もあり、お休みのご協力をいただいたので、無駄を作らなかったこと等がわかりました。勿論、6月からは在庫がなくなった分、新しく購入しますので、もしかすると赤字(?)になるかもしれません。多くの品種が値上がりの中、栄養士始め調理室、頑張っております。

※先月号で、8月号にスマホやゲームによる“目”の障害について、と書きましたが、長くなりましたので次回にしました。

◇「猛暑」にも「コロナ」にも負けないでガンバロウ!(No,156)

予想通りの“猛暑!!”ですね。まだ“梅雨”も明けていないのに、連日30度超えです。本格的な“夏”はどうなるのでしょうね。毎日、シャワーが大変です。水遊びは十分にさせてあげたいと思います。とにかく、今は「コロナ対策」と「熱中症対策」に先生方は必死です。とりわけ、てんし組さんは自分で水分補給が出来ないので、湯冷まし等を用意して、きめ細かく対応しています。年齢の低い赤ちゃんは汗をダラダラとはかきませんが、全身“ジトーッ”と汗をかき、身体に触るとベタッとします。とにかく、そういう時はシャワーでさっぱりさせてあげます。とにかく園では、夏の大きな保育目標が「汗疹(あせも)を作らない」ですので、シャワーは欠かせません。着替えは十分に用意していただき、大変でしょうが、洗濯もお願いします。正直、先生たちは大変です。水でのシャワーはありませんから、お湯で何人もの子ども達のシャワーは大変です。これからは、暑さが厳しくなると一日数回シャワーとなります。ところで、毎年シャワーの時季になると、毎回お願いをしておりますが、髪の長い子はシャワーの時大変です。人手が足りないので、髪を乾かすのが大変です。出来れば短くしていただくと本当に助かりますので、今年もぜひお願いをします。

さて、5月23日から始まりました、今年の「保育参観」はどうでしょうか?6月30日で89家庭中49家庭が済ませたようです。いつもですと、保育参観は1日で済ませるので、ゆっくりじっくり時間をかけて参観することが出来なかったと思います。今年は“密”を避けることもあり、1クラス1日2組までと形を変えてやってみました。今月の記事にもなっているようですが、ゆっくり参観出来たとの声がありました。思い切ってやってよかったと思います。と、私は思うのですが、先生たちはここでも大変だったと思います。毎日、保護者の誰かが保育を参観しているわけですから、緊張もするし、少々不安もあることだろうと思います。小さいお友達は、その都度「目隠し」を付けたり外したりするのも大変です。「普段通りの保育をすればいいんだよ」と声掛けはしていますが、私も保育士でしたから先生たちの日々の苦労がよくわかります。しかし、それ以上に保護者の皆さんから「とっても良かった」「園での様子が分かった」と言っていただくと、大変だ大変だと言いながらも、総体的にはよかったと思います。7月になってからのご家庭もあります。ぜひ、参観を楽しみにしていてください。日程としては、ご報告してある通り、7月22日(金)までとさせていただきます。また感想を載せたいと思いますので、ご協力をください。

今年は猛暑になるというので、今まで だましだまし使用してきた1階の各クラスのクーラーですが、いよいよ だましがきかなくなりました。予算は380万円。ちょっと驚きの数字でしたが、暑さはなかなかしのげませんので、早目に工事に着手してもらおうと5月末~6月上旬にかけて取り替えてもらいました。この対応は正解でした。最近の猛暑に対応しております。しかし、赤字の中、通帳を見るのは恐いです。

次に給食費についてのお知らせです。今まで計算が大変なので3か月遅れで食材の費用をお知らせしていましたが、伊藤栄養士が産休に入り、4月から新人の佐藤栄養士が3月分を出すのはちょっと大変なので、今回は今年度の4月分の報告をさせていただきます。昨年から、ご報告しているように、食材の物価は日に日に値上がりし、園としてよく使う小麦粉や食用油、調味料の値上げがかなり多く、大変な出費となっております。市の方には、食材費の補助等をお願いしておりますが、今の所 無反応です。諦めず、要望していきます。

4月の食材費(おやつ含む)は合計330,480円

今年度の3歳以上児さんはゆり組19人、はと組18人、ひかり組17人で計54人です。

収入は1人6,000円×54人=324,000円

食材料費 330,480円-324,000円=-6,480円  4月は6,480円赤字となります。

この数字は値上げの中で、調理室では値上げするだろうと前もって買っておいた小麦粉や油等を使用してきたので、大幅な赤字にはなりませんでした。が、在庫がなくなり、買い足しながらとなると赤字はもっと大きくなると思います。今、調理室は値上げとの戦いで頑張っています。「質は下げず、量も減らさず、もっとおいしい給食を!」が目標です。

最後になります。大変残念ながら、鶴ヶ谷希望園では6月2日に職員1名が新型コロナウイルス陽性になり、次々と感染者が増え、6月27日(月)で職員12名、子ども達(てんし組~ひかり組)で35名になりました。休園は今年の1月末から2月上旬まで1週間しておりますので、今回は「休園したくない」で頑張りましたが、ゆり・はと・ひかり組は1週間ほど部分休園となりました。他園でも、1~2回休園したりしているところが多い中、1日も休まず、職員が一人も感染することなく頑張っているし、保護者の方々は、家族や子どもが感染しても速やかに感染予防をとっていただいているからだと、感謝の気持ちでいっぱいです。そろそろ先が少し見えてきたコロナ感染です。気を緩めず、しっかり予防をしていきましょう。とにかく暑いです。「猛暑」に負けず、みんなで元気に乗り切りましょう。「早寝、早起き、朝ごは~ん」のリズムをしっかり整えましょう。来月(8月)はスマホやゲームによる「目」について考えていきたいと思います。

 

◆子ども達の安否確認、しっかりやりましょう!!(No,155)

今年の夏は猛暑になると報道されていますが、全国的にはもう、その始まりのように高温が続いております。

まだまだ、コロナの感染対策と合わせて「熱中症」対策を、一層努力していきたいと思います。

この暑さの中、子ども達は元気に戸外遊びを楽しんでいます。今年も仙台市より「プール遊びは禁止です」との

お知らせをいただいておりますので、水遊びを十分にさせたいと思います。シャワーも1日数回浴びることになるので、着替えの準備をよろしくお願いいたします。

市内、殆どの保育所が休園している中で、福室はまだ1日の休みもありません。保護者の皆さんのご協力には本当に感謝です。職員も頑張っています。見えない終息ですが、このまま休園なしでいきたいので、よろしくお願いいたします。

さて、希望園では毎日の出・欠で「安否確認」をしていますが、大変残念なことに5月27日、新潟県で保育園に送っていくはずのお父さんが、ついうっかりなのか、車の中に3時間放置というか、置き去りにしてしまい「熱中症」で亡くなってしまいました。当日の新潟県は27度だったそうです。この3時間の間、誰かがどこかで気付く人はいなかったのかと思うと、やはり、日常的な「安否確認」は必要だと思いました。せめて、9時30分まで出・欠の連絡がない時点で連絡を取り合って、安否確認しておくことが出来れば、この子は亡くならなくてすんだのだと思います。それに、1才半のお子さんのご冥福を祈りつつも、お父さんやご家族の皆さん、保育園の先生方等の人達もこれから先、この子のことを重く背負っていかなければと思うと、心が痛みます。とにかく、お互いしっかり連絡を取り合って、不幸な結果にならないようにしましょう。ちなみに、福祉事務所には一週間連絡が取れない場合は報告することが義務付けされています。

最後になりますが、5月23日から始まりました「自由参加」の保育参観はどうですか? 5月末で10家庭程度が終わるようですが、何か、1日2人のせいか、ゆっくりのんびり参観が出来ているようです。後で感想をお聞かせくださいね。

 

◇規制緩和の中、油断せず感染対策を!!(感染者の低年齢化が増大しています)(No,154)

5月1日の今日はゴールデンウイークの真っ只中ですね。皆さんはどんなお休みをすごしていますか。今年は自由に動けるようになりましたから、久し振りにお出掛けされる方も多いと思いますが、まだまだ油断することなく感染対策をしっかりとり、子どもの生活リズムを守って過ごしていただくようお願いいたします。

新入園児さん、進級児さん達共に新しい生活に慣れてきたようです。小さいお友達の泣き声も少なくなりましたね。しかし、保護者の中には、少しずつ慣れてきたのに又泣き出すのでは?と心配される方もおりますが、あまり心配しないでいいです。4月1日に入園してから慣れない生活で子ども達は心身共に疲れています。そこにこのゴールデンウイークの休みはゆっくり出来るチャンスなのです。家族と共にゆっくり出来るときです。どこかに出かけたり、特別に何かをしなくていいです。大好きな家族と近くの公園やお家でゆっくりのんびりいられることが疲れを癒してくれるし、いつも自分の側にいてくれる、それが子ども達にとっては大きなストレス解消になるのです。遠出をして疲れたり、生活リズムが壊れると、かえってストレスがたまってしまいます。十分に家族の愛情を確認し、至福の時をとることで、連休明け安心して登園出来るのです。勿論、ちょっとぐずったり泣いたりはしますが、それはほんの少しで解消します。そんなお休みになることを祈っています。

さて、先日(4月28日)今年度第1回父母の会役員会がありました。今年の役割分担が決まったあと、保育参観とクラス懇談会について話し合われました。保育参観はどうしても人が多くなりますので、今年も出来ないことを園の方から報告しました。しかし、コロナ禍の中で保育参観が今年も行なわれないとなると、保護者の皆さんは子ども達の園での様子が見えません。やはり見てみたいと思うのは親心だと思います。そこで今までのように日程を決めて行なうのではなく、月~金曜日までの間、保護者の方が休みのとれる日に保育を見に来てもらうことにしました。期間は10時から12時30分の間とします。ただし、人数が集中しないよう1日1クラス2名とし、申し込み制にします。人数が多い時は担任の方で調整して変更していただくこともありますので了承して下さい。開始は、連休明けの感染者の動向によって決めますので、その時は園の方から詳しいお知らせがあると思います。

今年度は経験者の保育士が多く鶴ヶ谷に異動しましたので、若い新人さんが多くなりましたが、一生懸命頑張っていますので、保護者の皆さんには、ぜひ声をかけていただき育てていってほしいと思います。お願いします。

最近のコロナ感染者は10歳未満が大変多くなり、皆さんもご存知のように保育所、幼稚園のクラスタ―が多く発生しております。0,1歳児も多く感染しております。多くの保育所が1~3回と休園を余儀なくなれております。今年のゴールデンウイークも3年振りに規制なしの自由行動になっておりますが、感染対策はしっかり行なってほしいと思います。今、お休みをしない保育所はほとんどなくなり、福室希望園は奇跡だね、と言われる程です。油断せず感染対策をとって下さい。

私は園長を退任して少しのんびり出来るかと思ったのですが、思っていたより忙しいです。基本、福室におります。何かありましたら声をかけていただければと思います。

◆さっちゃん通信は続くよ~(No,153)

≪さっちゃん通信 Part.153≫

2022年3月31日をもって、園長職を辞任いたしました。1998年4月に園長になってから24年になり、さっちゃん通信も153号となりました。各クラスの出来事を毎月伝える「クラスだより」に対し、園全体のこと、国や市の保育施策について、子育てについての記事は「きぼうえんだより」で伝えてきました。さっちゃん通信の大きな目標は「子ども第一」の保育であり、家庭においても「子ども第一」の養育が行われることにありました。

思い返すと、鶴ケ谷希望園が開園した1973年(昭和48年)の保育時間は午前8時から午後5時までの9時間で土曜日は12時30分で保育終了でした。働く保護者の皆さんは就労と子育て両立の中、生活に時間的余裕がありました。受け入れる保育士にも余裕があり、共に心の余裕がありました。しかし、時代の要求に合わせ、保護者の皆さんの就労形態が大きく変わり、多様化してくると保育時間はどんどん長くなり、今は13時間と長くなってしまいました。私からみると保護者の皆さんにも保育士にも余裕がなくなったと思います。そういった環境の中で、子ども達の育ちも大きく変わってきたと思います。誰にでも与えられている1日24時間のうち、通園時間も入れて13時間保育をすると、家庭で過ごす時間は11時間しかないのです。私としては、これは異常だと思います。と、言いながら13時間保育を何故するのか?となりますが、20時までの13時間開園しないと就労に支障をきたす現状があるからです。こういった大人側の都合に子どもは何も言えません。心はいろんなことを感じ、考えてはいるのです。しかし、忙しい日々の中で、どう声を上げ、自分の思いを伝えればいいのか、その表現はまだ未熟なのです。「子ども第一」になっていないのです。子ども達の心の叫び、SOSが見えなくなってきました。ややもすれば“見える”ことだけで、子どもを見て判断をしてしまっているが現状です。

今月からスペースがあまり取れませんので、この続きは5月号に続けたいと思います。今は「ペーパーレス」時代ですが、紙面による「さっちゃん通信」を読んでいただければ大変ありがたいと思います。

4月1日より副園長だった小山里織が園長になりました。まだ若いですので、皆様には、ぜひ育てていただきたいと思っております。ちなみに、小山園長は鶴ヶ谷希望園の第6回卒園児です!子ども達の大先輩?!です。

私は法人3園の統括責任者(と、言うといかめしいのですが)として、老体にムチ打って、しばらく微力ながらお役に立てればと思っております。だいたいは福室希望園にいます。