1年で一番寒いと言われる2月になろうというのに、雪は降っても積もらず、子ども達は期待外れの天候に戸惑っているようです。日本独特の四季はだんだんなくなってしまうのでは、と心配になります。
園では、今、ひかり組さんの卒園の準備や進級する準備、そして、新しく入園するお友達の受け入れ準備で何となく忙しくなってきています。
不安定な気候の中、元気に過ごして欲しいと思っています。玄関からインフルエンザ罹患数もなくなっているように、今現在、発生しておりません。新型コロナウイルスが社会的問題になっておりますが、インフルエンザの予防対策と同様に、うがい、手洗い等をこまめにしっかり行なっていれば大丈夫のようです。特に手指の消毒をしっかりするのが必要のようです。とりわけトイレの後の手洗いはかなりしっかりと行なう必要があるようです。
さて、1月末に行ないましたゆり、はと、ひかり組のクラス懇談会に参加していただき、ありがとうございました。ゆり、はと組さんの出席が少なかったのが残念でしたが、どのクラスも和気あいあいと話しが出来ていたようで良かったと思います。今月は、てんし、ほし、にじ組さんの懇談会がありますので、どうぞご出席をお願いいたします。
今回の懇談会で報告するのを忘れたのですが、昨年6月に行なわれた子ども達の歯科検診の結果を、先日保健所の方が来園して聞きました。それは大変残念な結果でした。最近、虫歯保有率が低くなり、家庭や園における歯磨き指導の効果が上がっている、と安心していたのですが、今年度はかなりの子が虫歯になっており驚きました。保健師さんも『どうしたのでしょうかね。』と心配しておりました。結果表をお示しいたしますので参考にして、すでに虫歯となった子の治療、虫歯のない子は予防に努め、子どもだけでは予防は出来ないので園でも、お家でも虫歯予防を頑張りましょう。
次は、ゆり、はと、ひかり組で徴収している給食(おやつ)材料費の12月分の結果がでましたのでご報告します。
12月の食材費は、480,725円でした。皆さんからの徴収額が434,500円ですから、46,225円の赤字となります。市内の保育園で最高徴収額は7,700円(1園)、7,500円(4園)等の報告が市からありました。基本の4,500円+3,000円~3,200円になるのですが、それも認められているのです。又、子ども達が毎日利用する教材費(クレヨン、粘土等)を毎月1,000円徴収している保育園もあります。1年間で12,000円になるわけですが、それほど必要なのか疑問です。3年前までは、教材費は委託費の中に入っているので、保護者から徴収してはいけない、とされていたのですが、3年前から徴収が認められたのです。希望園では徴収しておりません。保育料が無償化したのだから、足りない分は保護者から徴収すればいい、といった考え方が少しずつ定着していくようで大変な不安を感じています。児童福祉施設である保育園(所)に市場原理が取り入れられているのです。不足な分は、公的補助で補って欲しいと思っている希望園の考え方の声は届かなくなってきているのです。焦りを感じながら、発信は続けていきたいと思ってはいます。たとえ赤字でも、給食の質を落としたり、教材を不足させる等はしないよう最大の努力をしていきます。何よりも保護者の皆さんのご理解とご支援が支えとなりますので、よろしくお願いいたします。
天候が不安定になると、子ども達は体調を崩しやすくなりますので、体調管理を家庭でも園でも注意深く見守って行きたいと思います。