9月に入り、玄関の「すず虫」も元気に鳴き始めたものの、日中は30度を超える暑さに、なかなか外で遊べない子ども達です。職員は日々の保育に工夫をこらし、子ども達が楽しく過ごせるよう頑張っています。
さて、今年も8月は夏期保育体制をとりました。お休みのご協力等いただき、ありがとうございました。お出かけがなかなか難しい中ご協力いただいたことに感謝です。
園では、クラス移動をしたり、担任が変わったりと夏ならではの生活をしました。土曜日などは出席人数が少ないので、全クラス合同保育時などは、にじ組やゆり組さんがてんし組さんの面倒を見てくれるなど、微笑ましい姿も多く見ることができました。
8月18日(水)には、てんし・ほし・にじ組の小さいお友達の夏祭り、8月24日(火)は、ゆり・はと・ひかり組の大きいお友達の夏祭りを楽しみました。昨年、今年も父母の会主催の夏祭りが中止になりましたので、いい思い出作りになったと思います。8月27日(金)には、ゆり・はと・ひかり組の「お化け大会」が行われて、ほとんどの子ども達は怖かったようです。泣いてホールに入ることも出来なかった子も数人いましたが、入る前から「怖い!」と思ってしまったようです。プールに入れないので、水遊びやシャワーはとても楽しんでいます。今は、運動会の練習に励んでいます。4月から少しづつ取り組んできているようなので、順調に進んでいるようです。
さて、8月27日から再び、「緊急事態宣言」に入りました。昨年と違うのは、今のコロナウィルスは小さい子ども達も感染すると言うことです。全国的にはかなりの保育所が休園しているようです。しかし、仙台市においても保育所の2~3日の閉所になるところが、結構の数になっています。園は今のところ、子ども達、保護者の皆さん、職員に陽性が出ておりませんので安心しておりますが、予防対策は今までよりというより、更に一層厳しくしていきたいと思っております。前のお知らせでもご協力をお願いしておりますが、子どもが発熱した場合や体調不良の時は、お知らせいたしますので、すぐにかかりつけ医で診察してもらって下さい。合わせて保護者の皆さんも熱があったり体調不良の時は、お休みのご協力をお願いいたします。
国や行政は、「3密」を避けるようにと言いますが、保護者の皆さんもご存じのように、0歳は3対1、1・2歳は6対1と保育士一人の持ち人数が国で決められており、密を避け2mの間隔を置く等ということは、あり得ないのです。子ども達を少人数に分けて保育をするには、今の倍の保育士がいないと出来ないのです。しかし、こんなことは出来るわけがありません。
不可能なのです。子どもの感染が広まるとなれば、私達は今より更に薄氷を踏むような思いで、日々保育をしなければなりません。
とにかく、子ども達、保護者の皆さん、職員が感染しないよう予防に努めなければなりません。収束の先はなかなか見えませんが、細心の注意を払い、何も出来ない子ども達を守りましょう。
次は、6月の給食材料代の報告です。6月は園児60人×6,000円で収入は360,000円です。材料代が343,200円でした。6月分も何とか16,800円の黒字となり助かりました。9月から食材の油や調味料が値上げになるので、そこにまわせると思います。献立表を見て、おわかりと思いますが、毎月「お楽しみメニュー」の日があって、工夫やアイディアをこらした内容のお給食が出るので、子ども達も楽しみにしております。
残暑は厳しいですが、9月です。少しづつ涼しくなると思いますので、子ども達はいっぱいお外遊びが楽しめると思います。希望園は誰もコロナに感染しないで、何とかこの非常事態を乗り切りたいと思います。
最後になりましたが、福室希望園の全職員がワクチン接種を終えましたことをご報告いたします。